第483話 2012/10/16

岡谷市の「十五社神社」

 今、塩尻から名古屋へ向かう特急しなのに乗っています。これから2時間ほど木曽路の旅を満喫できます。今日は仕事で岡谷市に行ったのですが、岡谷駅前に「十五社神社」が鎮座していることに気づきました。こんなところにも「十五社神社」があることに驚きました。
 「十五社神社」といえば、第422話で紹介しましたように、熊本県天草諸島に分布している不思議な神社なのですが、それと同じ名称の神社が遠く離れた長野県岡谷市にもあったのです。タクシーの運転手さんにたずねたところ、岡谷市内に数カ所あるそうで、いずれも大きな神社ではないとのこと。名古屋のホテルに着いたら、ネットで調べてみたいと思います。
 長野県というところは本当に不思議なところで、福岡県久留米市にある高良大社(筑後国一宮)と同じ神を祭る「高良社」が数カ所あることがわかっています。京都の石清水八幡宮の隣にも高良神社がありますが、長野県のように複数あるのは北部九州以外では珍しいことです。
 このように「十五社神社」が共通してあるということから、九州天草と信州にどのような関係があるのか興味津々です。
 今、南木曽駅に着きました。名古屋まであと1時間です。ところで、「南木曽」と書いて何と訓むかご存じですか。答は「なぎそ」です。面白い当て字ですね。それではまた。

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