第1817話 2019/01/05

『続日本紀』研究の構想

 昨日は「古田史学の会・事務局長」の正木裕さんと電話で年始のご挨拶と新年のイベントやこれからの構想について意見交換しました。そのおり、久留米大学の福山教授から講演の演題を決めてほしいとのメールが届きましたので、何か講演依頼が「古田史学の会」に来ているのだろうかと正木さんにうかがったところ、久留米大学で毎年開催されている公開講座(7月初旬)への講演依頼をいただいているとのこと。相談の結果、『倭国古伝』(『古代に真実を求めて』22集、仮称)の宣伝を兼ねて古代伝承を演題にすることにしました。正木さんは天孫降臨に関する諸伝承をテーマとされ、わたしは久留米大学での講演にふさわしい現地伝承をテーマとすることにしました。
 昨年は「古田史学の会」の役員や会員の方々が各地(大阪市・奈良市・豊中市)で古代史講演会を主宰されました。今年は服部静尚さんらにより京都市でも講演会がスタートします。平日夕方の開催ですので、出張や残業がなければわたしも参加したいと考えています。1回目は2月19日(火)18:30-20:00、会場は京都駅の北側にあるキャンパスプラザ京都(6F 演習室)です。
 これらとは別に、今すぐというわけではありませんが、『続日本紀』の勉強会を有志で行いたいと願っています。というのも、古田学派では『日本書紀』の研究は多くの研究者によって取り組まれていますが、『続日本紀』研究はまだ不十分だからです。『続日本紀』の文武紀は九州王朝から大和朝廷への交代期にあたりますし、その後の聖武天皇の頃までは王朝交替の影響が続いていますから、『続日本紀』に残されたそれらの痕跡を研究したいと以前から思っていました。わたしも「宣命」の研究などを少し行ったことはありますが、中途で放置したままとなっています。
 『続日本紀』に関心のある方があれば一緒に研究したいものです。

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