第33話 2005/10/06

日本思想史学会で古田先生が研究発表

 わたしは職業柄、自然科学系の学会(繊維学会・他)によく出席しますが、古田先生の紹介もあり、人文系の日本思想史学会の会員でもあります。そして、恐れを知らないというか、素人の大胆さというか、一昨年は筑波大学で二倍年暦を、昨年は京都大学で九州年号の研究発表をしました。
 筑波大学の時は、人文系の学会での初めての発表でしたので、かなり緊張しました。発表前日の夜はホテルで何度も発表の練習をしましたし、質疑応答のイメージトレーニングも繰り返したものです。二回目の京都大学では自宅から会場が近いし、九州年号研究に関しては自信もありましたので、余裕を持って発表できました。ただ、聴講されていた木村賢司さん(本会会員、豊中市)の感想としては、「今までになく、怖い顔して発表していた」とのことでした。
 今年の日本思想史学会は東京大学駒場キャンパスで開催されますが、そこで古田先生が研究発表されます。関東地域の方は是非聞きに行かれてはどうでしょうか。学会独特の雰囲気を経験されるのも面白いかと思います。なお、わたしは諸般の事情で、今回は欠席します。日時や会場は次の通りです。

〔2005年度日本思想史学会大会〕
日時 10月29日(土)13:00〜17:00
   ○シンポジウム「転生する神話─『日本思想史』は描きうるか」
   10月30日(日)9:30〜17:00
   ○研究発表・パネルセッション
会場 東京大学駒場キャンパス 教養学部13号館

〔古田先生の研究発表〕済み
第2日 10月30日(日)午前9:30〜10:00
テーマ 「大化改新の信憑性について(井上光貞氏)」の史料批判
会場 第一会場 2階1321教室

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