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第110話 2006/12/22

『万葉集巻一』九州王朝作歌説?!
  ちょっと遅くなりましたが、16日に行われた関西例会の報告をします。今回も多彩な研究報告がなされましたが、水野代表による『万葉集巻一』九州王朝作歌説はちょっと強引な感じもしましたが、なかなか面白い説だと思いました。何せ、『万葉集』の巻一全部が九州王朝で作られたというものですから、本当だったら面白いけれど、そんな全部の歌を論証可能なのか、というのが率直な感想でした。しかし、このような大胆な説が発表できるのも、例会の良いところではないでしょうか。
 新年一月の関西例会は、午後は古田先生の講演会がありますので、午前中だけとなります。会場がいつもと異なりますので、お間違いないように。

〔古田史学の会・12月度関西例会の内容〕
○ビデオ鑑賞 8/30古田・安川対談、12/7寛政原本を見る
○研究発表
1).「自悪其名不雅」考、泥憲和氏の「『九章算術』の短里を読んで」(向日市・西村秀己)
2). 倭国律令のこと、平安時代に至っても弾圧されていた肥後国、二人の美濃王(姫路市・泥憲和)
3). 伊勢王・その一 総論(川西市・正木裕)
4). 九州王朝諸系図の検討と分析(奈良市・飯田満麿)
5). 武烈天皇紀における「倭君」・その二(相模原市・冨川ケイ子)
6). 運歩色葉集と九州年号(木津町・竹村順弘)
7). 装飾古墳の文様(生駒市・伊東義彰)
○水野代表報告
 古田氏近況・会務報告・「寛政原本発見!東日流外三郡誌」・『万葉集巻一』九州王朝作歌説・他(奈良市・水野孝夫)