第182話 2008/07/26

暑いぞ!京都

 連日40℃近くの猛暑が続いています。京都の町全体が亜熱帯のようです。とくに自転車通勤(片道約30分)のわたしには、この暑さはこたえます。

  7月12日には東京で講演をしましたが、前期難波宮九州王朝副都説を中心に大化改新論など、かなり理屈ぽい話が続きましたので、聴いていただいた皆さまには判りにくかったのではないかと心配しています。
 19日には関西例会がありました。発表テーマは次の通りでした。わたしは夏ばてで発表はお休みにして、聞く側にまわりました。西村さんの「九州王朝の滅亡は禅譲か放伐か」という問題は古田学派内では古くて新しいテーマです。本格的な研究が期待されます。
 
  〔古田史学の会・7月度関西例会の内容〕
  ○研究発表
  1). 東かがわ市「歴史民俗資料館」友の会(豊中市・木村賢司)
  2). 禅譲と放伐・・・そして藤原京遷都(向日市・西村秀己)
  3). 皇極元年九月の造宮記事(川西市・正木裕)
  4). 彦島に“長柄丘岬(神武紀)”を探る(大阪市・西井健一郎)
  5). 久留米大学古田講演会の報告(たつの市・永井正範)
  6). 難波宮遺跡の概略(生駒市・伊東義彰)
  7). 「魏志倭人伝」再読・女王国再発見(神戸市・田次伸也)
  ○水野代表報告
    古田氏近況・会務報告・「難」姓の調査・他(奈良市・水野孝夫)

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