第563話 2013/06/07

JR長岡駅の火焔土器

 今朝はJR長岡駅にいます。これから東京へ向かい、一仕事してから京都に帰ります。この長岡駅には何度も来たことがあるのですが、新幹線の待合室 の隣に火焔土器のレプリカが飾ってあることに気づき、しっかりと観察しました。説明版には4500年前の縄文時代のもので、昭和11年に出土し、現在は長岡市が所蔵しているとあります。
 今までこうした火焔土器を当然のように「縄文式土器」と理解していたのですが、レプリカを観察する限り、「縄文」は皆無で、恐らく人間の手と指で作り出 された文様・造形美でした。ですから、火焔土器を縄文式土器と考えていたのは、わたしの全くの思い違いでした。より学問的に表現するのなら、「火焔文時代」の「火焔土器」であり、「火焔土器文明」の象徴的文物と位置づけるべきでしょう。もしかすると、既にそうした認識が考古学ではなされているのかもしれ ませんが、わたしの不勉強により知りません。
 新潟県にこうした「火焔土器文明」が発生した背景は何でしょうか。どのような「富」がそれを成立させたのでしょうか。環日本海交易の中心拠点だったのでしょうか。また、こうした文明圏の人々の生活の基礎となった食べ物は何だったのでしょうか。興味はつきません。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする