第567話 2013/06/27

松山市で講演します

 7月6日(土)に松山市で講演します。「古田史学の会・四国」の主催によるもので、テーマは「王朝交替の古代史--7世紀の九州王朝」です。今年 2月に「多元的古代研究会」(東京)で話した内容と同じテーマですが、松山市での講演ということもあり、古代越智国と九州王朝との関係や、越智国の「紫宸 殿」地名についても触れます。
 それから、合田洋一さん(古田史学の会・全国世話人、四国の会事務局長)からのご要望により、九州王朝から大和朝廷への王朝交替についても詳しくふれる予定です。ただし、まだアイデア(思いつき)段階の作業仮説がどうしても多くなりますので、この点は用心深く、かつ大胆に述べてみたいと思います。
 この点、高松市に転居された西村秀己さん(古田史学の会・全国世話人)も当日は参加されますので、わたしと西村さんらとで行った「禅譲・放伐」論争について、西村さんのご見解もお話いただければと考えています。
 翌7日には合田さんに伊予大三島の大山祇神社へご案内していただけることになりましたので、とても楽しみにしています。同神社の「縁起」には九州年号が記されていることでも有名で、是非とも訪れたい神社です。

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