古田史学会報一覧

第213話 2009/06/07

『古田史学会報』92号の紹介

 『古田史学会報』92号を印刷中、近日発行予定です。6月21日は大阪市で会員総会を開催します。総会に先だって、古田先生から御挨拶と近況報告があります。わたしも「白雉二年」銘奉納面調査報告と『無量寺由来』(今治市)の史料批判を発表します。

 『無量寺由来』は松山市の合田さん(古田史学の会・全国世話人)から写真撮影したものを送ってもらったのですが、分析の結果、驚くべき展開となりまし た。九州王朝と越智の国、そして難波宮の予想外の関連が浮かび上がってきたのです。発表をお楽しみに。なお、掲載論稿は次の通りです。

『古田史学会報』92号の内容
○「大長」末の騒乱と九州王朝の消滅
—「官軍雷撃、凶賊霧消」記事の真相— 川西市 正木 裕
○熟田津村の石湯の実態とその真実(其の一) 西条市 今井  久
○『続日本紀』「始めて藤原宮の地を定む」の意味 川西市 正木 裕
○淡路島考(その一)
—国生み神話の「淡路洲」は瀬戸内海の淡路島ではない— 姫路市 野田利郎

○孔子の二倍年暦についての小異見 福岡市 棟上寅七
○「梁書」における倭王武の進号問題について/
 臣下から「日出処天子」への変貌をもたらしたものは何か
 〜古田説の検討を中心として(後編) 柏原市 菅野 拓
○法隆寺移築考 京都市 古賀達也
○古田史学の会 二〇〇九年度報告会・総会のお知らせ
   古田武彦氏 御挨拶と「飛鳥」調査のお礼
     古賀達也氏 「白雉二年」銘奉納面調査報告
○古田史学の会 二〇〇九年度会費お支払いのお願い
○古田史学の会 関西例会のご案内


第210話 2009/04/11

『古田史学会報』91号の紹介

 『古田史学会報』91号の編集が終わり、近日発行予定です。会報90号で正木さんが紹介された愛媛県丹原町福岡八幡神社蔵の「白雉二年」銘奉納面を4月 4日の古田史学の会・四国主催調査旅行で拝観することができました。肉眼では見えにくかった文字がデジカメのディスプレイ画像ではハッキリと観察すること ができました。本ホームページに掲載できればと思っています。その調査報告を今号で行いました。掲載論稿は次の通りです。

『古田史学会報』91号の内容
○拝観、「白雉二年」銘奉納面─愛媛県丹原町福岡八幡神社蔵─ 京都市 古賀達也
○盗まれた「国宰」 川西市 正木裕
○「長柄」地名考  生駒市 伊東義彰
○伊倉9─天子宮は誰を祀るか─  武雄市 古川清久
○無礼講***古田武彦『古代は輝いていた』より***  深津栄美
○「梁書」における倭王武の進号問題について/臣下から「日出処天子」への変貌をもたらしたものは何か〜古田説の検討を中心として(前編)  柏原市 菅野 拓
○倭王の「系図」と都域  京都市 古賀達也
○『古代に真実を求めて』十二集(明石書店)発行
○古田史学の会・書籍部 書籍特価販売のお知らせ
○史跡めぐりハイキング 古田史学の会・関西
○古田史学の会 関西例会のご案内


第206話 2009/02/07

『古田史学会報』90号の紹介

 『古田史学会報』90号の編集が終わり、来週発行予定です。今号も好論が多いのですが、中でも合田稿は伊予国風土記(逸文)の「温湯碑」の所在地を探究したもので、温湯碑文の史料批判が秀逸です。
 従来は「温湯碑」という表記に惑わされて、温泉のことを記した碑文と思われてきたのですが、合田さんは碑文そのものには「神井」「井」とあるだけで「温湯」や「温泉」などとはされていないことに注目され、この碑文は井戸(泉)のことを記したもので、到底道後温泉とは無関係であることを指摘されました。言われてみれば全くそのとおりです。合田さんの慧眼に敬服するばかりです。
 掲載論稿は次の通りです。ご期待下さい。

 『古田史学会報』90号の内容
○「温湯碑」建立の地はいずこに  松山市 合田洋一
○年頭の御挨拶  代表 水野孝夫
○白雉二年九月吉日奉納面の紹介  川西市 正木 裕
○「白雉改元儀式」盗用の理由  京都市 古賀達也
○盗まれた「国宰」  川西市 正木裕
○伊倉8─天子宮は誰を祀るか─  武雄市 古川清久
○『菅江真澄にも見えていた「東日流の風景」』その後  奈良市 太田齊二郎
○飯田満麿氏を悼む  古田史学の会・代表 水野孝夫
○史跡めぐりハイキング 古田史学の会・関西
○古田史学の会 関西例会のご案内
○事務局便り
  古田氏近況・会務報告・謡曲「巴」・飯田氏の想い出・他(奈良市・水野孝夫)


第198話 2008/11/29

『古田史学会報』89号の紹介

 『古田史学会報』89号の編集が終わりました。今号には久しぶりに不二井伸平さんから力作が寄せられました。古田先生が提起された短里(1里=76〜 77m)の成立に関して、「動歩」と「静歩」という概念を提起され考察されてます。教師時代の経験なども踏まえた内容で、その是非を論じることは今のわたしにはできませんが、間違いなく優れた論稿です。わたしと正木さんからは大化改新に関する2編を掲載しました。こちらも自信作です。12月初旬の発行予定。お楽しみに。

 『古田史学会報』89号の内容
○大化二年改新詔の考察  京都市 古賀達也
○「藤原宮」と大化の改新についてIII
  ─何故「大化」は五〇年ずらされたのか─ 川西市 正木 裕
○「動歩」と「静歩」  交野市 不二井伸平
○伊倉 7 ─天子宮は誰を祀るか─  武雄市 古川清久
○第一八回 河野氏関係交流会参加と伊予西条の遺跡を訪ねて
   豊中市 木村賢司
○古田史学の会 新年賀詞交換会を開催します
○史跡めぐりハイキング 古田史学の会・関西
○古田史学の会 関西例会のご案内


第191話 2008/10/05

『古田史学会報』88号の紹介

  『古田史学会報』88号の編集が終わりました。今号も古田先生から原稿をいただけました。会報でも紹介していますが、十月十八〜十九日、愛知教育大学 (愛知県刈谷市)で開催される日本思想史学会二〇〇八年大会において、古田先生が発表されます。発表は大会二日目十九日(日)の午後の部で、テーマは「日本思想史学批判─『万世一系』論と現代メディア─」です。大会参加費は二〇〇〇円。是非、ご参加下さい。

『古田史学会報』88号の内容

 ○生涯最後の実験 古田武彦
 ○新刊紹介 奪われた国歌「君が代」 古田武彦著 情報センター出版局刊  一四〇〇円+税
 ○「藤原宮」と大化の改新についてII —皇極紀における「造宮」記事— 川西市 正木 裕
 ○「バルディビアへの旅」その後 豊中市 大下隆司
 ○古田史学「林間雑論会」実施報告 豊中市 木村賢司
 ○菅江真澄にも見えていた「東日流の風景」 奈良市 太田齊二郎
 ○『日本書紀』の西村命題 京都市 古賀達也
 ○大山祇神社の由緒・神格の始源について —九州年号を糸口にして— 松山市 八束武夫
 ○連載小説「彩神」第十二話 シャクナゲの里(7) 深津栄美
 ○例会発表のコツ 京都市 古賀達也
 ○日本思想史学会 十月十八〜十九日 古田武彦氏が発表
 ○史跡めぐりハイキング 古田史学の会・関西
 ○古田史学の会 関西例会のご案内
 ○事務局便り


第183話 2008/08/02

『古田史学会報』87号の紹介

 ようやく『古田史学会報』87号の編集が終わりました。今号は古田先生から原稿をいただけました。松山市の八束さんは会報デビューです。

 最近、投稿が増えていますので、ページ数の制限から、短い原稿の方が早く掲載されます。冗長な論文は避けた方が懸命です。自然科学でもネーチャー誌などに掲載されたノーベル賞論文は切れ味鋭くシャープで短いものが少なくありません。例えば、ワトソン等のDNA二重螺旋の論文はたったの2ページですが、それでノーベル賞をもらっています。見習っていただければと思います。どうしても長くならざるを得ないものは、『古代に真実を求めて』に投稿して下さい。意外と採用されますよ。

 『古田史学会報』87号の内容
  ○「遠近法」の論理—再び冨川さんに答える— 古田武彦
  ○祭りの後—「古田史学」長野講座— 京都市 松本郁子
  ○『越智系図』における越智の信憑性—『二中歴』との関連から— 松山市 八束武夫
  ○「藤原宮」と大化の改新について I—移された藤原宮記事— 川西市 正木 裕
  ○伊倉6—天子宮は誰を祀るか— 武雄市 古川清久
  ○連載小説「彩神」第十二話 シャクナゲの里(6) 深津栄美
  ○古田史学の会 二〇〇八年六月十五日 会員総会の御報告
  ○古田史学の会 関西例会のご案内
  ○史跡めぐりハイキング 古田史学の会・関西
  ○『なかった 真実の歴史学』第五号 ミネルヴァ書房
   直接編集 古田武彦 総力特集●大化改新批判 定価二二〇〇円+税


第177話 2008/05/25

『古田史学会報』86号の紹介

 昨日はミネルヴァ書房の方とお会いして、古田史学の会の2008年度事業の一つとして、「九州年号の研究」(仮称)という本の発行について相談しました。九州年号研究論文と同データベースを収録した最高水準の本になります。古田史学の会々員の皆さまには無料で進呈する予定です。あわせて、全国の主要図書館へも贈呈を検討しています。この10年間、九州年号に関する本格的な書籍が出ていませんので、今回の出版企画は日本古代史界にもインパクトを与えると 思います。
 ようやく、『古田史学会報』86号の編集が終わりました。6月6日発行予定です。お楽しみに。

『古田史学会報』86号の内容
○古写本「九州年号」の証言  京都市 古賀達也
○伊倉5 ─天子宮は誰を祀るか─  武雄市 古川清久
○自我の内面世界か俗流政治の世界か
    ─漱石『心』の理解をめぐって(その三)─  豊中市 山浦 純
○伊勢王と筑紫君薩夜麻の接点  川西市 正木 裕
○「白鳳以来、朱雀以前」考
─『続日本紀』神亀元年、聖武詔報の新理解─ 京都市 古賀達也
○「トロイの木馬」メンテナンス  相模原市 冨川ケイ子
○わたしの古代史仮説  奈良市 水野孝夫
○古田史学の会 二〇〇八年度会員総会・講演会のお知らせ
○古田史学の会 関西例会のご案内
○史跡めぐりハイキング 古田史学の会・関西
○古田史学の会 二〇〇八年度会費お支払いのお願い


第167話 2008/03/30

『古田史学会報』85号の紹介

 毎週木曜日の夜10時に放送されていた「鹿男あおによし」(フジテレビ)が終了しました。卑弥呼の時代から生きている奈良の鹿が人間の言葉を喋り出すという、楽しいフィクションでしたが、そのドラマのキーアイテムが、なんと三角縁神獣鏡。と言っても、よく見ると三角縁画像鏡のたぐいでしたが、古代史がらみという意味では、珍しいドラマでした。舞台も、奈良・京都・大阪と土地勘のある場所で、奈良文化財研究所や黒塚古墳、高松塚古墳なども登場し、毎回、楽しみに見ていました。ただ、「邪馬台国」畿内説を前提とした点は不満でしたが、この番組が縁で、古代史に興味を持つ人が増えればいいなと思います。

   さて、『古田史学会報』85号の編集が終わりました。4月8日発行です。古田先生や松本郁子さんの寄稿もあって、充実した内容となっています。お楽しみに。

『古田史学会報』85号の内容
○アガメムノン批判 ー冨川さんの反論に答えてー  古田武彦
○松本からの報告ー古田武彦講演
「学問の独立と信州教育の未来」  京都市 松本郁子
○常色の宗教改革  川西市 正木 裕
○インターネット異次元へ
「新・古代学の扉」を古田学派のデータベースへ
インターネット事務局 横田幸男
○伊倉4 ー天子宮は誰を祀るかー  武雄市 古川清久
○前期難波宮は九州王朝の副都  京都市 古賀達也
○古田史学の会 二〇〇八年度会員総会・講演会のお知らせ
○新刊のご案内『古代に真実を求めて』第十一集 古田史学の会編
○古田史学の会 関西例会のご案内
○史跡めぐりハイキング 古田史学の会・関西
○古田史学の会・書籍部 書籍特価販売のお知らせ
○古田史学の会 二〇〇八年度会費お支払いのお願い


第158話 2008/02/03

『古田史学会報』84号の紹介

 『古田史学会報』84号の編集が終わりました。2月11日の発行予定です。本号の特におすすめは冨川ケイ子さんと松本郁子さんの2稿です。冨川稿は、古田先生のソクラテス研究に触発され発見されたテーマで、関西例会でも好評を得たものです。松本さんは松本深志高校時代の古田先生に触れた紀行文で、古田ファン必見の一文でしょう。ご期待下さい。

○トロイの木馬 相模原市 冨川ケイ子
○新刊紹介『なかった 真実の歴史学』第4号 古田武彦 直接編集
○明日香皇子の出征と書紀・万葉の分岐点 川西市 正木 裕
○自我の内面世界か俗流政治の世界か
  ─漱石『心』の理解を巡って(二)─ 豊中市 山浦 純
○連載小説「彩神」第十二話
  シャクナゲの里(5) 深津栄美
○松本深志の志に触れる旅
  ―輝くすべを求めて― 京都市 松本郁子
○高良大社系古文書と九州王朝系図 奈良市 飯田満麿
○【書評】松本郁子著
  『太田覚眠と日露交流─ロシアに道を求めた仏教者』(古賀達也)
○年頭のご挨拶 三人寄れば文殊の知恵 古田史学の会代表 水野孝夫
○古田史学の会入会のご案内
○古田史学の会ホームページ『新・古代学の扉』紹介
○古田史学の会 関西例会のご案内
○史跡めぐりハイキング 古田史学の会・関西
○古田史学の会・書籍部 書籍特価販売のお知らせ
○事務局便り


第153話 2007/11/25

『古田史学会報』83号の紹介

 『古田史学会報』83号の編集がほぼ終わりました。12月初旬の発行予定です。今号にはめずらしく文芸評論ともいうべき山浦さんの原稿を掲載しました。 『なかった』創刊号、二号に掲載された田遠清和氏の論文「『心』という迷宮−漱石『心』論」への批判です。どちらの説が正しいかは読者の判断に委ねますが、今後の論争の展開が楽しみです。

               
  ○北九州の古代を訪ねて
    古田史学の会・四国 副会長 阿部誠一
  ○コバタケ珍道中(九州編)  木津川市 竹村順弘
  ○薩夜麻の「冤罪」III  川西市 正木 裕
  ○淡海をはしる  京都市 古賀達也
  ○自我の内面世界か俗流政治の世界か
    ─漱石『心』の理解を巡って(一)─  豊中市 山浦 純
  ○伊倉 3 ─天子宮は誰を祀るか─  武雄市 古川清久
  ○林俊彦さんとのえにし 早すぎる古代史の戦士の死
    東大阪市 横田幸男
  ○林俊彦さんを悼む  古田史学の会代表 水野孝夫
  ○古田史学の会 関西例会のご案内
  ○史跡めぐりハイキング 古田史学の会・関西
  ○古田史学の会・書籍部 書籍特価販売のお知らせ
  ○古田武彦氏新年講演会のご案内
  ○古田史学の会入会のご案内
  ○事務局便り


第146話 2007/09/24

『古田史学会報』82号のご案内

 9月下旬だというのに、きびしい残暑が続いています。昨夕から京都では雨が断続的に降りだし、変な気候です。
 『古田史学会報』82号の編集が完了しました。10月10日が発行予定日です。今号は古川さんによる「天子宮」調査続報が冒頭を飾っています。九州一円の天子宮調査は、学問の方法論的にも快挙ではないでしょうか。
 正木さんも快調に好論をものにされ、特に「白雉年間の難波副都建設と評制の創設について」は注目すべき論稿です。ご期待下さい。

〔『古田史学会報』82号の目次〕
○ホームページ「有明海・諫早湾干拓リポート号外」より転載
  伊倉2 ─天子宮は誰を祀るか─  武雄市 古川清久
○薩夜麻の「冤罪」II 川西市 正木 裕
○「オオスミ」の国  奈良市 水野孝夫
○「カヤ」と「アヤ」
  アイヌ語(縄文語)地名としての考察 仙台市 菊地栄吾
○白雉年間の難波副都建設と評制の創設について 川西市 正木 裕
○ホームページ「古賀事務局長の洛中洛外日記」より転載
  第140話 2007/08/26「天下立評」京都市 古賀達也
○連載小説「彩神」第十二話
  シャクナゲの里 (4) 深津栄美
  ***古田武彦『古代は輝いていた』より***
○—誰がいつ、伊勢神宮を創ったかII—
  二、倭姫巡幸III、「美和御諸宮から宇太阿貴宮へ」 大阪市 西井健一郎
○古田史学の会 関西例会のご案内
○史跡めぐりハイキング 古田史学の会・関西
○お知らせ 10/21 古田武彦氏豊中講演会
○お知らせ 1/19 古田武彦氏新年講演会


第137話 2007/08/13

薩夜麻「冤罪」説
 お盆休みは、ご近所のトヨタレンタカー河原町店からプリウスを借りて、丹後半島にでも行くつもりでしたが、あいにく連
休中は車の予約がいっぱいで、まだ行けないでいます。なにせ、教習所の車以外では、社用車のプリウスと、レンタカーのヴィッツしか運転したことがなく、他
の車種は慣れていないのでまだ借りる気がしません。

 さて、「古田史学の会」では近年優れた研究者を輩出していますが、「天子宮」研究の古川さんと共に、『古田史学会報』81号には正木裕さん(川西市在住)の「薩夜麻冤罪説」という優れた論稿が掲載されています。
 
『日本書紀』では、部下を奴隷に売って、自らは帰国した不名誉な役割を与えられている筑紫君薩野馬ですが、古田説では九州王朝最後の天子とされています。
この不名誉な記事が、『日本書紀』編者による「冤罪」であることを論証されたのが、この正木稿なのです。81号には前編が掲載されており、後編がますます
楽しみです。
 このように「古田史学の会」には九州の古川さん、関西の正木さん、そして関東には数々の好論を発表されてきた冨川さん(相模原市在住)がおられ、論客が
群雄割拠の状況です。このところ研究が滞っている私を尻目に、こうした会員による優れた研究が陸続と続く古田史学・多元史観の底力は恐るべし、です。まさ
に、歴史学のパラダイムシフトが今おこっているのです。