河姆渡遺跡の井戸
本日の「古田史学の会」関西例会も先月に続いてドーンセンターで開催されました。なお8月、9月はI-siteナンバです。これからも会場が変更されることがありますので、お間違えなきよう。
今日の発表内容はバラエティーに富んでいました。中でも初めて例会発表された藤田敦さんの「河姆渡遺跡で考えたこと・・井戸の原姿を探る・・」は中国の研究者の論文紹介や「井戸」の字義に関する諸説の紹介など、現地旅行の体験談と中国語を交えての報告でした。藤田さんが海外旅行を頻繁になされていることはfacebookなどを拝見して知っていましたが、中国語を喋れることを初めて知りました。
この他、正木裕さんの『赤渕神社文書』の九州年号に関する報告も興味深く、写真を多用されたレジュメは貴重な史料でした。
7月例会の発表は次の通りでした。このところ例会参加者が増加していますので、発表者はレジュメを40部作成してくださるようお願いいたします。また、発表希望者も増えていますので、早めに西村秀己さんに発表申請を行ってください。
〔7月度関西例会の内容〕
①隋書俀国傳「東西五月行南北三月行」石田説批判(高松市・西村秀己)
②触覚知について(奈良市・出野正)
③国分寺の名称と鐙瓦(八尾市・服部静尚)
④「江田船山古墳出土銀象嵌銘太刀」の考察(犬山市・掛布広行)
⑤河姆渡遺跡で考えたこと・・井戸の原姿を探る・・(宝塚市・藤田敦)
⑥フィロロギーと古田史学【その4】(吹田市・茂山憲史)
⑦ニギハヤヒを考える「絶対年代」の考察(東大阪市・萩野秀公)
⑧『赤渕神社文書』の九州年号について(川西市・正木裕)
○正木事務局長報告(川西市・正木裕)
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