和水(なごみ)町「石原家文書」
調査と講演案内
納音(なっちん)付き九州年号史料が発見された熊本県玉名郡和水(なごみ)町を5月の連休に訪問することになりました。みかん箱二箱分にも及ぶという「石原家文書」を見せていただけるということで、とても楽しみにしています。40代の頃、青森県五所川原市の「和田家文書」調査以来の本格的な古文書調査となりますので、歴史研究者としての血が騒ぎます。調査結果は、6月15日(日)に開催予定の「古田史学の会」会員総会記念講演で報告させていただきます。
5月3日に和水(なごみ)町に入り、「石原家文書」を見せていただき、翌4日(日)の午後に当地で講演させていただきます。和水町のみなさまにお会いできることも、楽しみにしています。おそらく『隋書』に記されたように、倭国を訪問した隋使の一行は、阿蘇山の噴火を見ていますから、和水町あたりまで訪れたのではないでしょうか。講演では当地のみなさんに古田先生の九州王朝説と九州年号についてご説明させていただきます。詳細は次の通りです。多くの皆さんのご参加をお待ちしています。
講師 古賀達也(古田史学の会・編集長)
演題 「九州年号」の古代王朝
-阿蘇山あり、その石、火起り天に接す-『隋書』
日時 5月4日(日)13:30~
会場 和水町中央公民館
熊本県玉名郡和水町江田3883-1
電話 0968-86-2022
※九州縦貫自動車道菊水インターから車で5分
和水町町役場南隣(駐車場無料)
主催 菊水史談会(問い合わせ先 090-3787-4460 前垣様)
参加費 100円(資料代等)