京都講演会(11月23日)Video一覧
主催:市民古代史の会・京都(代表:山口哲也)
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参照できる会報を紹介
書評『発見された倭京 太宰府都城と官道』 古賀達也(会報146号)
「東山道十五国」の比定 — 西村論文「五畿七道の謎」の例証 山田春廣(会報139号)
南海道の付け替え 西村秀己 (会報136号)
古代官道 南海道研究の最先端(土佐国の場合) (会報142号)
割付担当の穴埋めヨタ話⑧ 五畿七道の謎 西村秀己
京都講演会(11月23日)の再開
先日、久冨直子さん(『古代に真実を求めて』編集部)から、コロナ禍のため中断していた「市民古代史の会・京都」の講演会を再開したいとの連絡がありました。11月23日(火)を予定されているとのことで、まだ相談中ですが、わたしと正木裕さん(古田史学の会・事務局長)の二人で講演させていただくことになりそうです。
わたしに要請された講演テーマは「古代官道」でしたので、下記の演題と要旨で講演資料(パワポ)を作成中です。正式に決まりましたら、改めて報告します。久しぶりの京都講演会ですので、わたしも楽しみにしています。
第一講演 古代官道の不思議発見
〔要旨〕
○古代官道(七道)の不思議な名称
不思議その1 東海道。陸路なのに、なぜ「海道」
不思議その2 西海道。島(九州)なのに、なぜ「海道」
不思議その3 北海道がないのはなぜ
不思議その4 北陸道だけが、なぜ「陸道」
不思議その5 山陽道と山陰道。なぜ東西南北がないの
○謎を解くカギは『日本書紀』景行55年条にあった
○地名に遺された古代王朝の記憶
○『宋書』倭国伝に記された倭王武の侵攻領域
○王朝交替により官道名が改変された
○九州王朝「官道」の歴史的変遷
○九州王朝「官道」の終着点
第二講演 『多賀城碑の解釈』
〜蝦夷は間宮海峡を知っていた
講師:正木裕(古田史学の会事務局長)