『古田史学会報』87号の紹介
ようやく『古田史学会報』87号の編集が終わりました。今号は古田先生から原稿をいただけました。松山市の八束さんは会報デビューです。
最近、投稿が増えていますので、ページ数の制限から、短い原稿の方が早く掲載されます。冗長な論文は避けた方が懸命です。自然科学でもネーチャー誌などに掲載されたノーベル賞論文は切れ味鋭くシャープで短いものが少なくありません。例えば、ワトソン等のDNA二重螺旋の論文はたったの2ページですが、それでノーベル賞をもらっています。見習っていただければと思います。どうしても長くならざるを得ないものは、『古代に真実を求めて』に投稿して下さい。意外と採用されますよ。
『古田史学会報』87号の内容
○「遠近法」の論理—再び冨川さんに答える— 古田武彦
○祭りの後—「古田史学」長野講座— 京都市 松本郁子
○『越智系図』における越智の信憑性—『二中歴』との関連から— 松山市 八束武夫
○「藤原宮」と大化の改新について I—移された藤原宮記事— 川西市 正木 裕
○伊倉6—天子宮は誰を祀るか— 武雄市 古川清久
○連載小説「彩神」第十二話 シャクナゲの里(6) 深津栄美
○古田史学の会 二〇〇八年六月十五日 会員総会の御報告
○古田史学の会 関西例会のご案内
○史跡めぐりハイキング 古田史学の会・関西
○『なかった 真実の歴史学』第五号 ミネルヴァ書房
直接編集 古田武彦 総力特集●大化改新批判 定価二二〇〇円+税