『古代に真実を求めて』23集の初校が届きました
本日、明石書店から『古代に真実を求めて』23集の初校が届きました。担当されている編集部の森さんがお忙しいようで、例年よりも二週間ほどペースが遅れています。それでも、出版時期は例年通りの3月末頃にしたいとのことで、執筆者による校正作業をお急ぎいただくことになりました。そのため、わたしは残りのお正月休みに校正作業を行う予定です。会社が始まると、年始挨拶の出張が続き、自宅に戻れない日々がしばらく続きますので。
まだ、本のタイトルが最終決定されていませんので、わたしが執筆した巻頭言は、タイトル決定を待ってから著者校正に入らなければなりません。
今回の特集コンセプトは、『日本書紀』成立千三百年の今年にあわせて、『日本書紀』や『古事記』の中の九州王朝の痕跡を明らかにするというものです。今年は『日本書紀』をテーマにした書籍が多数出版されることが予想されますので、「古田史学の会」でなければ掲げることができないテーマを設定し、近畿天皇家一元史観との明確な差別化をはかりました。ご期待下さい。