発見!持統天皇の「建郡」詔
4月の関西例会では、久しぶり2テーマの研究発表を行いました。九州王朝律令下の行政命令に相当する白鳳6年(666)「格」の発見や、九州王朝下の摂津職、そして、持統天皇のが696年に「建郡」の詔勅を出していたこと等を発表しました。詳細については、これから論文にして発表する予定です。
例会の内容は次の通りでした。
〔古田史学の会・4月度関西例会の内容〕
○研究発表
1). 「計其道里當在会稽東治之東」の新考察(神戸市・田次伸也)
2). 九州王朝「格」の発見─難波宮と摂津職─(京都市・古賀達也)
3). 『日本書紀』紀年の構成(たつの市・永井正範)
4). 沖ノ島7・8(生駒市・伊東義彰、水野氏が代理解説)
5). 「邪馬壹文庫」小屋の完成(豊中市・木村賢司)
6). 持統天皇の建郡の詔勅─大化改新詔勅の史料批判─(京都市・古賀達也)
7). 難波遷都と「伊勢王東国に向(ま)かる」(川西市・正木裕)
○水野代表報告
古田氏近況・会務報告・「大化改新」論・他(奈良市・水野孝夫)