古代史動画(YouTube)一覧

第2766話 2022/06/18

YouTube「考古学は

なぜ『邪馬台国』を見失ったのか」が好評

 5月1日、京都で行った講演「考古学はなぜ『邪馬台国』を見失ったのか」が好評です(注①)。一昨日、正木裕さん(古田史学の会・事務局長、大阪府立大学講師)からのご連絡で知ったのですが、同講演のユーチューブ動画(注②)のアクセス件数が短期間で二千件を越えたとのことです。わたしも驚いて確認したところ、この数日は1日百件のペースで増えているようです。自分が映っている動画など恥ずかしくて、今までほとんど見なかったのですが、今回ばかりは最後まで見ました。
 講演会当日はご近所の京極学区(注③)の役員方も数名参加され、「おもしろかった」「わかりやすかった」とお褒めの言葉をいただきました。内容も一般市民向けであることを意識したものでしたが、web上で注目されていることから、タイトルも大切であると思いました。「古田史学の会」創立以来、インターネットでの発信に注力し、ホームページの充実を計ってきました。ホームページ「新・古代学の扉」は横田幸男さん(古田史学の会・全国世話人、東大阪市)に担当していただいていますが、わたしたちが思っている以上に大きな影響力を持っているようです。最近も、某大学教授のブログで『古代史の争点』(注④)をご批判をいただきましたが、わたしたちのホームページ、特に「洛中洛外日記」をしっかりとお読みいただいていることが、その文面からはうかがえました。
 また、お気づきの読者も多いと思いますが、今年になってホームページでのユーチューブ動画配信を一段と強化しました。これは竹村順弘さん(古田史学の会・事務局次長、木津川市)のご尽力によるものです。これからは主催講演会のリモート配信なども積極的に進めて行ければと考えています。既に関西例会では常連参加者を対象としてリモート参加を試験的に導入しています。こちらは竹村さんと久冨直子さん(『古代に真実を求めて』編集部、京都市)に担当していただいています。克服すべき課題もありますが、機材も揃えましたので更に拡充していきたいと思います。

(注)
①「市民古代史の会・京都」主催の古代史講演会。5月1日、京都駅前のキャンパスプラザ・京都で開催。コロナ禍が落ち着いてきたこともあり、会場は満席となった。古賀と正木裕氏が講演した。
https://youtu.be/9Kl8XjiaWp0
https://youtu.be/vN4KJEQgSlU
https://youtu.be/kEXqLpe5FjQ
③京都市上京区の京極小学校を中心とした学区。同校は明治の学制発足時からの伝統校で、湯川秀樹氏の母校でもある。わたしの娘も同校の卒業で、湯川博士の母校で学ぶことを誇りに感じていたようである。
④『古代史の争点』(『古代に真実を求めて』25集)明石書店、2020年。編集長は大原重雄氏(古田史学の会・会員、京都府大山崎町)。


第2598話 2021/10/20

京都講演会(11月23日)Video一覧

主催:市民古代史の会・京都(代表:山口哲也)

古代官道の不思議発見@古賀達也@市民古代史の会・京都@キャンパスプラザ京都@20211123@03:18@DSCN9278
古代官道の不思議発見@古賀達也@市民古代史の会・京都@キャンパスプラザ京都@20211123@03:17@DSCN9279
古代官道の不思議発見@古賀達也@市民古代史の会・京都@キャンパスプラザ京都@20211123@29:01@DSCN9280
古代官道の不思議発見@古賀達也@市民古代史の会・京都@キャンパスプラザ京都@20211123@29:01@DSCN9282
古代官道の不思議発見@古賀達也@市民古代史の会・京都@キャンパスプラザ京都@20211123@08:51@DSCN9283
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多賀城碑の解釈~蝦夷は間宮海峡を知っていた@市民古代史の会・京都@キャンパスプラザ京都@20211123@29:01@DSCN9288
多賀城碑の解釈~蝦夷は間宮海峡を知っていた@市民古代史の会・京都@キャンパスプラザ京都@20211123@20:08@DSCN9291
多賀城碑の解釈~蝦夷は間宮海峡を知っていた@市民古代史の会・京都@キャンパスプラザ京都@20211123@22:51@DSCN9293
多賀城碑の解釈~蝦夷は間宮海峡を知っていた@市民古代史の会・京都@キャンパスプラザ京都@20211123@26:42@DSCN9294

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参照できる会報を紹介

書評『発見された倭京 太宰府都城と官道』 古賀達也(会報146号)

「東山道十五国」の比定 — 西村論文「五畿七道の謎」の例証 山田春廣(会報139号)

南海道の付け替え 西村秀己 (会報136号)

古代官道 南海道研究の最先端(土佐国の場合) (会報142号)

割付担当の穴埋めヨタ話⑧ 五畿七道の謎 西村秀己

 

京都講演会(11月23日)の再開

 先日、久冨直子さん(『古代に真実を求めて』編集部)から、コロナ禍のため中断していた「市民古代史の会・京都」の講演会を再開したいとの連絡がありました。11月23日(火)を予定されているとのことで、まだ相談中ですが、わたしと正木裕さん(古田史学の会・事務局長)の二人で講演させていただくことになりそうです。
 わたしに要請された講演テーマは「古代官道」でしたので、下記の演題と要旨で講演資料(パワポ)を作成中です。正式に決まりましたら、改めて報告します。久しぶりの京都講演会ですので、わたしも楽しみにしています。

第一講演 古代官道の不思議発見
〔要旨〕
○古代官道(七道)の不思議な名称
 不思議その1 東海道。陸路なのに、なぜ「海道」
 不思議その2 西海道。島(九州)なのに、なぜ「海道」
 不思議その3 北海道がないのはなぜ
 不思議その4 北陸道だけが、なぜ「陸道」
 不思議その5 山陽道と山陰道。なぜ東西南北がないの
○謎を解くカギは『日本書紀』景行55年条にあった
○地名に遺された古代王朝の記憶
○『宋書』倭国伝に記された倭王武の侵攻領域
○王朝交替により官道名が改変された
○九州王朝「官道」の歴史的変遷
○九州王朝「官道」の終着点

第二講演 『多賀城碑の解釈』

〜蝦夷は間宮海峡を知っていた

講師:正木裕(古田史学の会事務局長)


第2373話 2021/02/08

正木裕さんの講演動画を一斉公開

 コロナ禍で講演会などに参加できない方が大勢おられますので、正木裕さん(古田史学の会・事務局長)の講演動画を紹介することになりました。正木さんからご了解を得ましたので、いただいたメールを転載します。多くの皆様のご視聴をお願いします。

《正木さんからのメール》
 最近の講演会を竹村順弘さんがユーチューブにアップされておられます。コロナ禍で参加できない方も大勢おられますので、私の分を紹介します。興味のある方はご覧ください。なお、古賀さんや服部さんの講演は古田史学の会のフェイスブックで視聴出来ます。

◆2月3日(水)に奈良県田原本町の浄照寺で開催された古代大和史研究会
能楽の中の古代史~謡曲「羽衣」に秘められた古代史①
https://youtu.be/sPCCH0eyPZE
能楽の中の古代史~謡曲「羽衣」に秘められた古代史②
https://youtu.be/8LZJKPKZPmU
能楽の中の古代史~謡曲「羽衣」に秘められた古代史③
https://youtu.be/ZJVy4epH2ZM
能楽の中の古代史~謡曲「羽衣」に秘められた古代史④
https://youtu.be/L7aR-ZcOJqo

◆2月2日(火)福島区民センターで開催された「誰も知らなかった古代史の会」
『覚醒した本当の聖徳太子』
「聖徳太子」1400回忌を迎えて①
https://youtu.be/7n-EOVTIuTY
「聖徳太子」1400回忌を迎えて②
https://youtu.be/bZgdN8sNljs
「聖徳太子」1400回忌を迎えて③
https://youtu.be/cfNE4WS4GKM

◆1月16日(土)のI-siteなんばでの新春古代史講演会
改めて確認された「博多湾岸邪馬壹国説」①
https://youtu.be/O5QonwBYTW0
改めて確認された「博多湾岸邪馬壹国説」②
https://youtu.be/G0MoGcUdAo0

論文参照

改めて確認された「博多湾岸邪馬壹国」 正木裕 (『古代に真実を求めて』 第二十四集)

 

◆1月12日(火)奈良県立図書情報館での古代大和史研究会
『多利思北孤の時代Ⅵ』
「仏教治国策」と文芸・芸能~「能楽の祖」と今に伝わる「筑紫舞」①
https://youtu.be/5YObUC8DezI
「仏教治国策」と文芸・芸能~「能楽の祖」と今に伝わる「筑紫舞」②
https://youtu.be/A8wEY-Jrsj4
「仏教治国策」と文芸・芸能~「能楽の祖」と今に伝わる「筑紫舞」③
https://youtu.be/OT8qjXoAweA
「仏教治国策」と文芸・芸能~「能楽の祖」と今に伝わる「筑紫舞」④
https://youtu.be/aFIfdDZYmMQ

 

久留米大学公開講座に於ける講演

◆久留米大学公開講座(2012年)
九州王朝論の新展開
最近の考古学的発見と九州王朝 古田史学の会 正木 裕
https://www.youtube.com/watch?v=36WFRAq_GYg
 
◆久留米大学公開講座(2013年)
「周王朝から邪馬壹国そして現代へ」
https://www.youtube.com/watch?v=EMNhaTutEUA
『古代に真実を求めて』 第二十四集
論文『周王朝から邪馬壹国そして現代へ』 正木裕
http://www.furutasigaku.jp/jfuruta/sinjit24/syuyamai.html

◆久留米大学公開講座(2014年)
「魏志倭人伝」と邪馬壹国への道 正木 裕
https://www.youtube.com/watch?v=U9t-0qBP56c
『古代に真実を求めて』 第二十四集
論文『改めて確認された「博多湾岸邪馬壹国」』 正木裕
http://www.furutasigaku.jp/jfuruta/sinjit24/arhakata.html

古田史学の会編『古代に真実を求めて — 古代史の争点』

第二十五集 出版記念講演会

◆2022年6月19日午後3時~  於:アネックスパル法円坂

「邪馬壹国」の官名 正木裕
  https://www.youtube.com/watch?v=LC_KWXaMKk8

 

09 誰も知らなかった万葉集

盗まれた筑紫の万葉歌 — 舞台は大和・飛鳥などに変えられていた 正木 裕

 和泉史談会で行なわれた講演
2022年4月12日午後2時~4時
於:大阪府和泉市コミュニティセンター


第2145話 2020/05/03

クラウド(YouTube)古代史講演会

   のご案内

本日、竹村順弘さん(古田史学の会・事務局次長)より、下記のメールが届きましたので紹介します。日本社会で自粛が続く中、ネットやSNSを用いて「古田史学の会」として何か発信やバーチャル例会などができないかと竹村さんに相談してきたのですが、この度、YouTubeで服部静尚さん(『古代に真実を求めて』編集長)による古代史講演が配信されることになりました。皆様からのご意見やご要望などを参考にしながら改良・発展させることができます。ご視聴とご協力をお願いします。

【以下、転載】
前略。毎度、お世話になっております。
服部編集長によるクラウド講演会、ユーチューブにアップ中です。
竹村順弘

 2024年10月23日削除しました。竹村氏の講演記録のみ残っています。検索すれば出てきます。
項目のみ記載しています。

【クラウド講演会@服部静尚】
「古田武彦氏の多元史観で古代史を語る」

1. 邪馬台国と卑弥呼

2. 古墳と多元史観

3. 倭国独立と倭国年号

4. 聖徳太子の実像

5. 大化の改新

6. 天皇と飛鳥

7. 白村江戦と壬申の乱

8、日本書紀




05皇(すめろぎ)は神にし座せば

古田武彦Video casting講演

皇(すめろぎ)は 神にし座せば 天雲の

  雷の上に 廬せるかも

(大王は神にし座せば雨雲の雷の上に廬せるかも『万葉集』235・241番)

制作 古田史学の会
編集 横田幸男
古田武彦講演 二〇〇二年 一月 十九日 大阪市北市民教養ルーム
『神と人麻呂の運命』 二、州柔(つぬ)の歌 部分

参照 『古代史の十字路 万葉批判』 古田武彦 東洋書林
『壬申大乱』古田武彦 東洋書林 岩波文庫

 『憲法義解』 伊藤博文著 宮沢俊義校註

毎日新聞 朝刊13版 2005年11月22日


04「釈迦三尊」はなかった

釈迦三尊はなかった in法隆寺

https://www.youtube.com/watch?v=emSqDDAIjAA&t=152s

制作 古田史学の会 編集 横田幸男『古代に真実を求めて』 (明石書店)第9集 講演記録「釈迦三尊」はなかった

古田武彦 二〇〇五年一月十五日(土) 大阪市中の島中央公会堂 講演(一部) 

参照:
『法隆寺 — 日本仏教美術の黎明』  奈良国立博物館
『若草伽藍跡西方の調査』 斑鳩町教育委員会
『法隆寺論争』(家永三郎・古田武彦) 新泉社
『聖徳太子論争』(家永三郎・古田武彦) 新泉社
『古代は輝いていたIIIー法隆寺の中の九州王朝ー 』(朝日文庫)

二〇〇四年十二月 二日 産経新聞 毎日新聞 読売新聞 朝日新聞

若草伽藍跡と宮山古墳・千早・赤坂村 ─古田先生同行記─ 伊東義彰