「洛中洛外日記」の出版構想
9月23日に水野代表宅で『古代に真実を求めて』14集の編集会議を行いました。採用稿の選考などを行った後、ひとしきり古代史談義の花が咲き、今後の「古田史学の会」運営などの雑談会となりました。
その中で、太田副代表より各人が著書を出版したらどうかとの意見が出されましたので、わたしとしてはこの「洛中洛外日記」をきりの良い時点で出版する考 えのあることを述べました。本にしておくと読み返すのに便利ですし、自らの思考や研究の変遷などを確認したり整理するのにも好都合ですから。
幸いにして、「洛中洛外日記」はわたしの予想以上に好評を博しているようですし、古田史学や「古田史学の会」の歴史を記録する役割も少しは果たしていますので、書籍として後世に残しておいても許されるのではないかとも思っています。
他方、関西例会等に参加できない遠方の会員から、「洛中洛外日記」の更新頻度を上げて欲しいという有り難い声も頂いていますが、新発見や新たなアイデ ア、古田学派内のニュースに触れた内容にすることを心がけていますので、今の程度の更新ペースになってしまいます。仕事が忙しいのを理由にはできません が、出張などが続くと、さすがに歴史研究にまで頭がまわらないのが実状です。
とは言え、「洛中洛外日記」の執筆はわたし自身の知的刺激にもなっていますので、これからも頑張って書き続けます。ご批判も含めた叱咤激励をお願いいたします。