『古代に真実を求めて』18集の編集会議
一昨日の日曜日に、i-siteナンバで『古代に真実を求めて』18集の編集会議を行いました。特集『盗まれた「聖徳太子」伝承』の原稿もほぼ出そろい、かなり面白い本になりそうです。表紙レイアウトも一新する計画で、原幸子さん (古田史学の会・会員、奈良市)による表紙デザイン画もできあがりました。特集以外の応募原稿などの選考も終わり、これから古田先生の講演録やインタビュー(家永三郎さんとの聖徳太子論争の回想)の準備にかかります。12月9日に古田先生のご自宅にうかがい、お話をうかがいます。
明石書店への原稿提出締め切りもせまっており、最後の追い上げです。わたしも、今回は「巻頭言」執筆を水野代表から指示されており、すべての原稿に再度目を通して、執筆することになります。
19集では「九州年号」を特集しますが、明石書店からの要請もあって、『古代に真実を求めて』別冊の企画も服部さんと相談中です。まだ正式にはなにも決まっていませんが、これまで発表された「邪馬台国」関連論文を中心にした企画などが試案としてあがっています。このところ「邪馬台国」関連本の出版が続いていますので、静かなブームなのかもしれません。古田学派らしい学問的なしっかりとした別冊にしたいと思います。
なお、18集は来春発行予定で、2014年度賛助会員に進呈いたします。本屋さんからも購入可能です。ご期待ください。