第3351話 2024/09/24

今も続く津軽石塔山神社参詣

 年頭から開始した『東日流外三郡誌の逆襲』の編集作業ですが、八幡書店側の事情で大幅に遅れています。原稿を執筆していただいた皆さんには申し訳なく思っています。そうしたおり、青森県の秋田孝季集史研究会の方からメールが届き、今でも津軽の人々により石塔山神社への参詣が続けられていることを知りました。

 和田喜八郎さんやご長男の孝さんが亡くなり、和田家が離散したため、石塔山神社を護る人もなく、社殿や鳥居は荒れ放題ではないかと思っていたのですが、今でも津軽の人々により参詣が行われていることに、頭が下がる思いです。冥界の秋田孝季や和田吉次も喜んでいることでしょう。わたしも、いかなる困難があっても、『東日流外三郡誌の逆襲』を刊行すると、誓いを新たにしました。

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