1月18日(日)新春講演会の
講師、荊木美行さんのこと
「古田史学の会」では恒例の新春講演会を茨木市で1月18日(日)に開催します(注①)。会外からの講師として、皇學館大学教授で文献史学の研究者、荊木美行(いばらき・よしゆき)先生を招聘しました。
氏の著書『東アジア金石文と日本古代史』(2018年)を読んで以来(注②)、是非とも本会で講演していただきたいと願っていたところ、同じく講師として講演していただく谷本茂さん(『古代に真実を求めて』編集部)と正木裕さん(本会事務局長)のご紹介により、来ていただけることになりました。
岡崎公園内の京都府立図書館で『東アジア金石文と日本古代史』を始め、氏の著書を数冊拝読し、荊木さんは「邪馬台国」北部九州説(筑後地方)で、「ほぼ短里」説(一里:九十m)であることを知りました。古田武彦先生の邪馬壹国説にも触れておられ、氏は後代史料を根拠に「邪馬台(臺)国」を是とする説ですが、古田説を無視することもなく、良心的な学者だと思いました。
『東アジア金石文と日本古代史』はさすがに文献史学の専門家らしく、その博識が随所にうかがわれました。特に『風土記』に関わる論考はとても勉強になりました。新春講演会ではそうしたお話しをお聞かせいただけることと楽しみにしています。
講演会後には、講師を囲んでの懇親会も予定しています(当日、会場で受け付けます。別途、懇親会参加費が必要)。講演会・懇親会は会員以外の方も参加できます。皆さんのご参加をお待ちしています。
(注)
①『列島の古代と風土記』出版記念 新春講演会「風土記が秘した歴史」
〖日時〗2026年1月18日(日) 午後1時20分~5時
〖講師・演題〗
荊木美行氏(皇學館大學教授) 風土記は史実を語るのか ―天皇の巡幸伝説をめぐって―
谷本茂氏(『古代に真実を求めて』編集部) 「多元史観」から見た風土記研究 ―「縣型(乙類)風土記」の成立時期―
正木裕氏(元大阪府立大学理事・講師) 『風土記』が拓く大和朝廷以前の歴史
〖会場〗茨木市文化・子育て複合施設「おにクル」7階 茨木市駅前三丁目9-45(JR茨木駅・阪急茨木市駅から歩約10分)
〖参加費(資料代)〗1000円 高校生以下無料 大学生500円
〖定員〗150名 〖主催〗古田史学の会
②古賀達也「【書評】荊木美行『東アジア金石文と日本古代史』斜め読み」『古田史学会報』167号、2021年。
②古賀達也「【書評】荊木美行『東アジア金石文と日本古代史』斜め読み」『古田史学会報』167号、2021年。