『新東方史学会』立ち上げ準備進む
古田先生が提唱され、準備が進められてきた「新東方史学会」も立ち上げに向けて最後の追い込みが精力的に続けられています。先日も、本会水野代表とミネルヴァ書房杉田社長らで古田先生を交えて9月24日の京都講演会(アバンティホール)の打ち合わせが行われました。
「新東方史学会」の会長・副会長人事も固まりつつあるようですし、事務局も東京古田会と多元的古代研究会の関東勢で受け持ってもらえることになりました。関西ではわたしが新雑誌『古田学』(年2回発行・ミネルヴァ書房)の編集事務局員としてお手伝いすることになりました。もっとも実際は古田先生とミネルヴァ書房が企画や実務を担当されることになりますが。
9月24日の京都講演会では参加者に抽選で古田武彦著作集が5名の方に進呈されます。結構重い本なので当日は抽選のみ行い、本は後日発送となります。また、学生は参加費無料ですので、ふるってご参加下さい。
講演では「靖国問題」にも言及されますので、古田先生に参考にしていただこうと、小林よしのり著・画『靖国論』(幻冬舎)を進呈しました。この本はなかなかの力作ですので、賛否は別としても一読の価値ありです。おそらく古田先生もこの『靖国論』に講演で触れられることと思います。ちなみに、古田先生は小林よしのり氏の『戦争論』など一連の主著作(ゴーマニズム宣言関連)を読んでおられます。小林氏の作品において古代史は一元史観で、なんとも脆弱なのですが、近現代史はよく勉強されており、賛否はともかく参考になります。
9月17日(東京)、24日(京都)の講演会へ、是非お越し下さい。
古田武彦氏から、新東方史学会創立の「宣言」が発表されました