第265話 2010/06/05

『古田史学会報』98号の紹介

 『古田史学会報』98号ができあがりました。今号では今井久さんから、越智国(愛媛県西条市)に紫宸殿という字地名があることが報告されました。福岡八幡
神社の「白雉二年」奉納面といい、今回の紫宸殿地名といい、越智国がただならぬ地であったこと明かとなってきたようです。来る7月3日はわたしも当地を訪
問し、講演を行います(古田史学の会・四国主催)。テーマはもちろん古代越智国と九州王朝との関係、そして難波との関係です。皆さんのご参加をお待ちして
います。

 『古田史学会報』98号の内容
○禅譲・放伐   豊中市 木村賢司
○九州王朝の難波天王寺  京都市 古賀達也
○越智国に紫宸(震)殿が存在した! 西条市 今井 久
○「天の原」はあった —古歌謡に見る九州王朝—  東京都世田谷区 西脇幸雄
○「三笠山」新考 和歌に見える九州王朝の残映  京都市 古賀達也
○能楽に残された九州王朝の舞楽  川西市 正木 裕
○割付担当の穴埋めヨタ話3  一寸法師とヤマト朝廷
○史跡めぐりハイキング 古田史学の会・関西
○古田史学の会  関西例会のご案内

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